もう2月も後半に差し掛かってますが、まだまだ寒い日が続いてますね!
ようやくBLOGを更新しました!当初は1日1回の更新を目指してましたが、、、
なかなか難しいもんですね(笑)
全く関係ありませんが、ふっと思い立ってしまったので、
HPをモノクロなクールなイメージから一新しました!
テーマは〝春先取り〟です!
飽きられないように日々更新して行かなければなと、最近痛感しております。
レコードもカッティング技術も1970年代以降はデジタル技術が加わった事以外は、
特に変わっておりませんが、エンジニアの努力と技術で、
その響きは時空を越えて人々を魅了し続けています。
『変わらないようで変わっている』
これほど素晴しく、難しい事はなかなか有りません。。。
よくテレビで飲食店の老舗で良く耳にする、
『昔から変わらない味が自慢です。』
『先代からの味を守り続けています。』
っとか、よく聴きますね!
昔は、凄いなぁって思ってましたが、
全く持ってこの『味』の意味を勘違いしておりました。
実際に創業以来から現在まで同じ味で勝負していたら、
その店は間違いなく確実に潰れます。
時代と共に、人々の味覚は変化して行きます。
昨日まで美味しかった物が、明日にはそこまで美味しく感じないかもしれません。
それは、その商品がまずくなったのではなく、味覚が変わってしまうからです。
ではなぜ、同じ味の商品で、老舗は老舗として長く愛され残り続けられるのでしょうか?
そんな事を自分のレコードカッティングというサービスに照らし合わせて
最近良く考えます。
その答えは、もう一度書きますが、
『変わらないようで変わっている』これだと思います。
本質は変わらずに細部は変わっています。
例えば、我らのソウルスナック〝柿の種〟
全く変わってないようなイメージですが、、、
亀田製菓の製造工場では、
毎日この柿の種の品質管理をかなりシビアな追い込みをしています。
柿の種同士がくっついている個数を調べたり、
その時の湿度や配合料を的確に変えています。もちろん味もです。
日本の青果業界では、同じ商品名の物で、
3年以上同じものを提供している所はないそうです。
品種改良や改善がされていて、全く同じ物は無いのです。
消費者が『変わった』!と気づかない、かなり繊細な次元で変化しています。
職人の魂は細部に宿るといいます!
長く愛される物は、『進化』『新化』せずに『深化』しています。
新しくすると、新しい顧客は付くかもしれませんが、
古い顧客は離れる事もあります。
深くすると、もう逃れられませんね!
そういう事だと勝手に理解してます!
HPデザインは一新しましたが (笑)
さぁ、そろそろ寝ます!
Wax Alchemy
-音盤錬金術師 諏訪内 保
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